深艶



イベント時以外の常設展示に新しい作品が二点加わりました。

今回も馬喰町のroonee_247_finearts さんにて購入させて頂きました!

いつも良い作品を取り扱われていらっしゃるのでとても刺激になります✧٩( 'ᴗ' )و ✧

今回は二点とも鈴木ノアさんの作品です。


写真が上手く撮れなかったのとリポストが出来ないため

ノアさんの写真(画像1枚目)と共に紹介文もルーニィさんから拝借させていただきました。



気が遠くなりそうなほどに深く艶のある作品なので
カフェご来店のお客様はどうぞお楽しみ下さいませ。



また、カフェ本棚には先日までルーニィさんで行われていたノアさんの展覧会
【鈴木ノア 道化の森が眠る頃】の図録もございますので合わせてお楽しみください☺︎



額装もルーニィさんが当店に合うよう選んで下さいました。





以下ルーニィさんの紹介文です。


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鈴木ノアの作品は、印画紙による白黒写真を一度漂白し、銀粒子を抜き取った後で、顔料系のインクをそこに収める、ブロムオイルプリントというプロセスで制作されています。

そこに描かれているものは、固有の場所を示す要素は全くないのだが、誰もがいつか観たことがあるような、或いは、はっきりした記憶は定かではないが、確かにこんなことがあったような気がする場面が静かに続きます。

写真は出来事を観たままに記録するための手段であった筈が鈴木ノアの作品は、現実と虚構の狭間で、観るたびに確からしさが一枚づつペロリとめくれ剝がれていく。

曖昧でつかみ所のない画像なのに、長い時間と複雑なプロセスを経て作り上げられた印画紙の上の出来事は、ずっしりと重みを持った存在感を持っています。