鈴木秀ヲ 企画展「ave maria 少女の家政學」



先日小伝馬町にあるRoonee 247 Fine Arts さんにて開催中の



鈴木秀ヲ 企画展「ave maria 少女の家政學」を見てまいりました!

十数年前に鈴木氏の「少年の科學」という写真集に出会ってから鈴木氏の世界のファンでありました。

今回写真展だけではなく装丁・美術設計の島尾伸三氏とのトークショーも開かれるとのことで、狂喜乱舞←



お二人とも可愛らしくて面白くて作品作りの裏話も伺えて有意義なひと時でした。



保存用に少年の科學、少女の家政學が2冊1セットになっているサクラメントも購入。

持参した少年の科學とサクラメントの2冊とそのカバーにまで(`-`)サインを頂きこれまた更なる狂喜乱舞←




更にはトークショー後の親睦会にも参加させていただきお二人を囲んで参加者の皆さんとRooneeのオーナーご夫妻と楽しくお食事まで!



興奮の1日でした\(^-^)/

興味のある方は是非実物の展示をご覧になってはいかがでしょうかッ‼️



画像2〜4枚目はルーニィさんのサイトからお借り致しました🙇‍♂️

以下ルーニィ・247ファインアーツ様のサイトより引用



鈴木秀ヲ

会期:2019.10.01(TUE)- 2019.10.13(SUN) 

12:00-19:00(月曜休廊 最終日16:00まで) 

ルーニィ・247ファインアーツでは、鈴木秀ヲの写真作品を展示致します。

80年代から90年代にかけて数々の個展を通じ、少年の心をそのまま映像化したようなユニークなスティルライフ写真で多くの人々の記憶に残る作品を発表してきました。

25 年ぶりの写真集刊行を機に、その魅力を紹介します。 

本作「ave maria 少女の家政學」は、1990年代前半に各所で継続的に展覧会を通じて発表され、のちに写真集にまとめられた「pater noster 少年の科學」1995年刊 との姉弟作品になります。

四半世紀の時を経てイメージが写真家の心の中で一対にまとまりました。 

鈴木秀ヲの写真作品の多くは、外へ題材を求めるのではなく、いくつかのモチーフと背景を鈴木が空想するストーリーを組み立てながらまとめあげたスティルライフ(静物)作品が大きな特徴です。 

前作の少年シリーズでは、実験器具、地球儀、歯車、望遠鏡などを主な題材に、

本作の少女シリーズでは、ドールハウス、着せ替え人形などが登場します。 

少年が自分の姉の部屋から、ごっこ遊びの玩具たちを持ち出した時に感じた、決して足を踏み入れてはならない甘い香りのする禁断の世界観。

それを鈴木秀ヲのシュールな解釈で、眩しいばかりの純愛と清らかな恋と涙。。。のはずが、いつのまにかブラックユーモアに転じてしまうのも、この作家の魅力です。 

カラー、モノクロあわせて約30点を展示いたします。 

書店での発売に先駆けて同タイトルの写真集もご覧いただけます。 

<鈴木秀ヲ>

1953 年生まれ

1976 年 東京造形大学デザイン学科映像専攻卒業

1980 年代より、自身の中にある少年性を核とした「モノ」への愛着を形にした作品の制作と発表を続ける。

1995 年 写真集「pater noster 少年の科學」で日本写真協会新人賞受賞 

<主な個展>

「メルカトルの球体収差」 「午睡する理科室」 「Optical Archives」「少女の家政学・ドールハウスの場合」 「空のしたたり」 「景のありか」他 国内外で多数開催